モバイルWiFiとLTEについて
モバイルWiFiの一つWiMAXは、今2+というものがあります。
これはMVNOなどと言われる同社の回線を借り入れている通信事業者が提供するサービスです。
専用のモバイルルーターを使うので室内外で高速通信でのインターネットが出来ます。
2+は前よりも通信速度が大幅に高速化されたものです。
最新のWiMAXルーター機器も、こちらへ対応しているものが多いです。
WiMAX 2+はLTEの一種でもあります。
LTEには2種類の方式があって日本の携帯キャリアで使えるのは「FDD-LTE」です。
これは電話通話から発展したもので比較的低い周波数帯の電波が利用されています。
「TD-LTE」は、無線通信から発展したもので
比較的高い周波数帯の電波が使われていて、
WiMAX 2+はこのTD-LTE互換の4G回線です。
WiMAX 2+は2.5GHz帯=Band41という周波数帯を使用していて、
これまでのLTEでは2GHz帯や800MHz帯が利用されていましたが、
WiMAX 2+は高周波数となっているのでより高速な通信が可能となってます。
モバイルWiFiのLTE回線は、
3G回線が進化したもので3大大手キャリアのスマホで使われている回線と同じもので、
通信速度はモバイルWiFiで違いますが主流なのは150~1,288Mbpsです。
種類により速度だけでなく繋がりやすいこともわかってます。
LTE回線は日本国内広いエリアで利用可能で、
99%以上の人口カバー率で都市部や郊外などで問題なく通信出来ます。
山間部でもLTE回線が良く、これは障害物に強い性質があるためです。
LTE回線は良い周波数帯域を使っていて、これが繋がりやすさに直結しています。
周波数が低いと電波が遠くまで届き障害物を回り込むため安定した通信が出来ますが、
周波数が高いと電波が短くなり直線に進むので障害物の奥へ電波が届きにくいです。
LTEの帯域は700~900MHzで特に繋がりやすくプラチナバンドと呼んでます。
LTE回線だと周波数帯域が低いので安定した通信が可能ですが、
一部のモバイルWiFiではプラチナバンドが使えないこともあるので
事前に確認したほうがいいです。
無制限と言ってもモバイルWi-Fiの場合会社によって速度制限があります。
WiMAXですと3日で10GBを使用しますと
3日目の夕方18時から翌午前2時ころまで1Mbpsまで速度が落ちます。
午前2時以降はまた高速で使えるわけです。
一方楽天モバイルは速度制限が
1日10GBまで使え超過後の速度制限も3MbpsなのでWiMAXよりもやや早くなります。
制限時間も超過した日の20時頃から0時までですので制限はWiMAXよりも緩いです。
しかし楽天圏内でなければパートナー回線になってしまいますので
高速5GBまで低速は1Mbps となってしまいますので
楽天圏内でバンド3が使えるスマホやモバイルルーターがあると良いです。
またバンド3を固定できるスマホやWi-Fiルーターがあると
自動的にパートナー回線になってしまうことがなく
高速のまま1日10GBまで使用することができます。
WiMAXも日中に沢山使うという事であれば
午前2時から夕方18時までは、いくら使用しても制限はかかりませんので
日中沢山使おうと思えば楽天よりもWiMAXの方がお勧めです。
また1Mbps あればある程度のWEB閲覧やYouTubeも画質を落とせば止まらずに見られます。
使用用途にあわせて選ぶと良いと思います。
また高速でなくてもいい低速で無制限で安ければいいというかたは
ロケットモバイルが税抜き298円で200Kbpsで無制限に使えます。
ウエブ閲覧やTwitterはやはり遅く感じますが
スマホ決済やラジコなどは問題なく利用できますので
こちらも使用用途に合わせて契約されると良いと思います。
モバイルたつお
外出時にはモバイルWi-Fiを忘れずに、がモットーのノマドワーカーです。
信じられるWi-Fiを見つけるのに苦労するくらいなら、自分で持ち歩いたほうが精神的に楽なことを発見しました。
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